院長からのひとこと

HOME   >   お知らせ   >   院長からのひとこと 2018年

市内の中学校でインフルエンザが発生!(2018年12月11日)

12月第2週になり今治東中等教育学校2年生で風邪による欠席者数が急増。欠席した生徒さんからA型インフルエンザが検出されました。今治東高等学校でもA型インフルエンザの発生があります。今後流行の拡大が予想されます。マスク、手洗いなどインフルエンザ対策を心がけるようにしましょう。

10月になって手足口病やヘルパンギーナなどの夏風邪が少し増えています。(2018年10月31日)

突然の高熱や食事を嫌がって食べない、このような症状があったら、手足口病やヘルパンギーナなどの病気になって口内炎ができているかもしれません。お子さんが泣いた時や寝ている時に口内炎ができていないかどうか口の中でをのぞいてみてください。

当院で手足口病と診断されたお子さんの喉からコクサッキーウイルスA16が検出されています。

RSV感染症が急増しています!2歳以下のお子さんは要注意!(2018年9月5日)

感染症発生動向調査によると、今治市では8月最終週のRSV感染症のお子さんがその前の週に比べて2倍に増えています。1医療機関あたり14人の発生があり、年齢は2歳以下のお子さんに集中しています。

2歳以下のお子さんで、発熱以外に鼻水、咳があり、咳がひどくなる、胸がゼーゼーいうなどの症状があれば、早めに病院を受診してください。

風疹が首都圏で急増しています!妊婦さんは注意を!(2018年9月3日)

8月に入って首都圏で風疹の患者さんが急増しています。新聞報道によると8月までの累計患者数が昨年の年間患者数の2倍に達したそうです。
妊娠中に風疹にかかると、一定の割合で難聴や白内障、心臓病などの病気を持った子どもが生まれます。今回流行している風疹の患者さんの特徴として予防接種を受けている人が少ない30~50歳代の男性が多いそうです。

そのため、感染研は、特に30~50歳代の男性で風疹にかかったことがなく、風疹含有ワクチンを受けていないか、接種歴が不明の場合は、早めに麻疹風疹混合(MR)ワクチンを受けておくように勧めています。風疹ワクチンの接種制度は時代とともに大きく変わってきています。風疹ワクチンの接種制度の変遷がわかる厚生労働省のサイトがありますので、同サイトにアクセスしてご自身がワクチンを受けているかどうか確認してみてください。
(参考) 厚生労働省「なぜ大切?風しんワクチン」

なお、妊娠中は風疹含有ワクチンの接種は受けられません。女性の方は妊娠前に2回の風疹含有ワクチンを受けておくこと、妊娠出産年齢の女性及び妊婦の周囲の人はワクチン接種を行うことが重要としています。

また、風疹の免疫があるかどうか抗体検査の助成制度があります。妊婦さんや妊娠を希望している女性およびその配偶者の方が対象ですが、助成制度を利用するには保健所への申請が必要です。詳しくは最寄りの保健所までお問い合わせください。

8月に入ってRSV感染症が増えてきてます!(2018年8月17日)

8月になって一部の保育所でRSV感染症のお子さんが増えてきています。
RSV感染症は2歳以下の乳児がかかると細気管支炎を引き起こして入院が必要になることがあります。夏場に発熱以外に咳や鼻水が出て、特に夜間の咳き込みがひどくなってきた時は要注意です。このような症状があれば、出来だるだけ早く病院を受診してください。

手足口病が7月初めから増え始めました。(2018年7月20日)

相変わらず、高熱が出る夏風邪が流行しています。夏風邪を引き起こすエンテロウイルスの一つに手足口病を引き起こすウイルスがあります。夏風邪と手足口病は親戚関係になります。

猛暑が続いています。熱中症予防のため、こまめな水分補給と体調管理に気をつけましょう。

6月になって顔面や四肢に発疹がでるウイルス感染症が散見されます。(2018年6月29日)

6月に入り乳幼児を中心に顔面と四肢に赤い発疹がでるウイルス感染症がみられます。発熱を伴うケースもあります。夏風邪の一種と考えられます。

その他、アデノウイルス感染症も流行しています。アデノウイルスには多くの血清型があり、血清型により扁桃炎、プール熱、はやり目などの病気があります。プール熱、はやり目は伝染性の病気です。目の充血がある時には早めに病院を受診して正しい診断を受けるようにしましょう。

高熱が出る夏風邪が増えてきました。一部の保育所ではヘルパンギーナも! (2018年5月23日)

5月になって高熱が出る夏風邪が増えてきました。
夏風邪はエンテロウイルスというウイルスの仲間の感染症です。2〜3日続く高熱が特徴で、咳、鼻水などの呼吸器症状はありません。夏風邪の一部には高熱以外に口内炎を伴うものがあり、ヘルパンギーナと呼ばれます。

残念ながら夏風邪に効くお薬はありません。自宅で安静にして十分な水分補給と消化のよい食事を与えて様子をみてください。

高熱が3日以上続く、嘔吐がある、水分が十分取れない、ぐったりするなど時は病院を受診しましょう。

昨シーズンのインフルエンザの患者数は統計を取り始めた1999年以降で過去最多だったそうです! (2018年5月1日)

昨シーズン(2017年9月~18年4月)にインフルエンザになった推計患者数は2230万人を超え、統計を取り始めた1999年以降、最多となったことが25日、国立感染症研究所への取材で分かりました。新型インフルエンザが流行した09年の夏場から10年春にかけての推計患者数、約2100万人も追い越したそうです。

昨シーズンは例年よりやや早い17年11月下旬に流行入り。1~2月には週間患者数が3週連続で過去最多を更新しました。検出されたウイルス型は、例年流行が終わる2月ごろから増え始めるB型が、A型と同時に流行したことが特徴で、患者拡大の一因となりました。

ロタウイルス胃腸炎が増えてきています。(2018年4月16日)

ロタウイルス胃腸炎はロタウイルスにより引き起こされる胃腸炎で、乳幼児の重症胃腸炎の原因の一つです。

潜伏期間は2〜4日で、水溶性の下痢、嘔吐、発熱が特徴です。頻回の下痢から脱水症状となり点滴治療や入院が必要になることもあります。ロタウイルスに効くお薬はありません。脱水を防ぐために経口補水液(アクアライトORS、OS1)やスポーツドリンクを補給することが治療の主体になります。

ロタウイルス胃腸炎は5歳までにほぼ全てのお子さんが感染するとされ、その後は感染しても軽症で経過するか無症状で終わるため気づかれないことが多いようです。

ヒトメタニューモウイルス感染症が増えてきました。(2018年3月15日)

3月になり、インフルエンザはほとんど見かけなくなりましたが、ヒトメタニューモウイルス感染症が増えてきました。2歳から6歳くらいのお子様で、発熱と激しい咳がでる時は要注意です。

ヒトメタニューモウイルス感染症については「市内の保育所でヒトメタニューモウイルス感染症がはやっています!(2016年6月17日)」をご覧ください。

インフルエンザの流行はピークを越えて収束に向かっています。(2018年2月19日)

2月の連休明けからインフルエンザの患者数は急激に減ってきました。当院の2月の第3週の患者数はピーク時の3分の1になりました。

インフルエンザが猛威をふるっていますが、今治市では1月第3週をピークにやや減少気味です。(2018年2月6日)

あいかわらずB型インフルエンザが流行の主体ですが、A型も一部にみられ混合流行の様相は変わりありません。小中学校ではほとんどがB型です。

今年は世界的にB型が流行しているそうで、B型に大きな変異があったのかもしれません。
高熱がでないケースや腹痛や嘔吐などの消化器症状が目立つのがB型の特徴です。

1月第3週になりインフルエンザB型がアウトブレイクしています!(2018年1月22日)

1月第3週になり今治市内の小学校を中心にB型インフルエンザがアウトブレークしています。
学級閉鎖の報告も相次いでいます。
流行が昨年のA型に取って代わった感があります。

外出時のマスク、帰宅後の手洗いを忘れないようにしましょう。

年明けからB型インフルエンザが目立つようになりました。(2018年1月15日)

今治地区は昨年末からインフルエンザ警報が発令中です。

昨年はインフルエンザのほとんどがA型でしたが、年明けからB型が急増してきました。現在、A型とB型の混合流行の様相を程しています。

昨年A型インフルエンザにかかった人も、今年ふたたびB型にかかる可能性もありますので、注意してください。

ページの先頭へ