院長からのひとこと

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11月中旬からなりを潜めていたインフルエンザがちらほら出始めています。(2016年12月22日)

12月11日~12月20日の発生状況:比較的発生が多い学校は常盤小学校、日吉中学校

前回のコメントから約2週間経過しましたが、その後インフルエンザは影を潜めています。(2016年12月12日)

今治市内では集団発生の報告はありません。

厚労省は11月25日、インフルエンザ流行入りを発表しました。(2016年11月28日)

11月14日〜11月20日の今治市内の小中学校発生状況:富田小学校2年、南中学校1年(当院での把握例から)

感染性胃腸炎が増えてきました。(2016年11月15日)

11月中旬になりRSV感染症はピークを越えて感染性胃腸炎が増えてきました。インフルエンザは10月中旬に最初の報告があって以降今治市内での発生はほとんどありません。

感染性胃腸炎が急増しています。11月第2週はその前週に比べて倍増しました。
症状は嘔吐が主体で半日から1日程度で軽快する軽症なお子さんが多いようです。一部の人で糞便よりノロウイルスが検出されています。

ノロウイルスなどの感染性胃腸炎を引き起こすウイルスは患者さんの糞便や嘔吐物を介して周りに感染しますので、二次感染を防ぐためには嘔吐物などの処理が大切になります。感染性胃腸炎のウイルスに殺菌効果があるは次亜塩素酸ソーダで、消毒用アルコールは効果がありません。嘔吐物の処理は使い捨ての手袋をして拭き取ったあと、0.1%の次亜塩素酸ソーダで消毒後に水拭きするようにしてください。

家庭用の塩素系漂白剤から0.1%の次亜塩素酸ソーダを作る作り方を説明します。
ハイター、ブリーチなどの漂白剤は濃度が5%なので500mlのペットボトルに原液を10ml(キャップ2杯)を入れて、水で満杯にしてふたをしてよく混ぜれば出来上がりです。時間の経過とともに効果が減弱してきますので1日で使い切るようにしましょう。商品ごとに濃度が異なる場合がありますのであらかじめ濃度表示を確認するようにしてください。

RSウイルス感染症が増えてきています。(2016年10月28日)

RSウイルス感染症とはRSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。2歳までにほぼすべての子どもは一度は感染するとされています。また一度かかっても十分な抗体ができず何度も感染発病するのが特徴です。

症状としては軽い風邪の症状から重い肺炎まで様々です。とくに生後数週から数か月のお子さんは細気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがありますので注意が必要です。

今治市内でA型インフルエンザの小児の報告がありました。(2016年10月21日)

先週(10月10日~16日)、今治市内でA型インフルエンザの小児の報告がありました。今後のインフルエンザの流行情報に注意してください。

10月1日からB型肝炎ワクチンの定期接種が始まりました。(2016年10月1日)

4月1日生まれのお子さんは、11月11日までに1回目の接種をしないと1歳までに3回の接種を完了することができません。ご注意ください。

B型肝炎ワクチンの定期接種のスケジュールは、1回目から27日以上の間隔をあけて2回目を接種し、3回目は1回目から139日以上の間隔をあけて接種をします。これから逆算すると4月1日生まれのお子さんは11月11日までに1回目の接種をしないと1歳までに3回目の接種が完了できないことになります。

関西空港ではしかの感染が拡大しています。(2016年9月6日)

はしかの予防接種が完了しているかどうかを確認をしてください。接種をしていない人は早急に予防接種をするようにしましょう!

8月10日頃から関空の従業員の間ではしかが流行しています。同時期に関空を利用した人にもはしかを発症した人があり、その人から周りの家族や各地のイベント会場に参加した人にはしかが広がっているもようです。はしかを発症した人は20代から30代前半の若年成人が多く、予防接種をしていない人が発病しているようです。対岸の火事の火事と考えず、現在はしかのワクチンの接種が完了していない人は接種をするようにしましょう。成人で2回目の接種ができていない人は接種をお勧めします。

おたふくかぜワクチンはなぜ定期接種にならないのでしょうか?(2016年8月30日)

定期接種化にむけて検討されていますが、ワクチンの安全性に問題があり定期接種化が見送られているのです。当院では任意接種でもおたふくかぜワクチンを接種すべきと考えています。

わが国ではおたふくかぜワクチンは1989年にMMRワクチンとして定期接種で5年間実施されたことが あります。しかしこのときおたふくかぜワクチンの副反応である無菌性髄膜炎の頻度が諸外国より高いことが問題となり中止になってしまいました。任意接種として現在使用されているおたふくかぜワクチンも副反応の髄膜炎の頻度は、中止になった当時のワクチンと比べて大きく改善されていません。しかし最近になり合併症としてのおたふくかぜ難聴が問題視されるようになり、ワクチンの必要性がふたたび叫ばれるようになってきました。そのため国も定期接種化にむけて株の選定や新規ワクチン開発などの検討を行っていますが、より安全性の高いワクチンの開発にはいたっていません。

ワクチンの副反応として問題になっている無菌性髄膜炎の頻度はおよそ0.03%から0.06%です。自然感染の1.3%にくらべるとはるかに低く、万一発症しても後遺症を残すことは稀です。ワクチンのそのようなデメリットよりも、おたふくかぜが流行すると年間2000人も発生すると考えられている難治性のおたふくかぜ難聴を予防するメリットの方がはるかに大きいと思われます。安全性の高いワクチンの出現に長い時間がかかるのであれば、おたふくかぜ難聴から子供を守るため現行のワクチンで接種をするべきと考えます。

以下に関連サイトを紹介します。
国立感染症研究所ホームページ「ムンプス難聴と聴覚補償」
国立感染症研究所ホームページ「小児科からみたムンプス難聴について」

おたふくかぜが流行し始めました!ワクチンはしたほうがいい?(2016年8月9日)

今年の春から全国的におたふくかぜが流行していましたが、今治市内でも7月頃から保育所を中心におたふくかぜが出始めました。

おたふくかぜはおたふくかぜウイルスの感染で耳下腺などの唾液腺が腫れる病気ですが、問題は一定の割合でおこる無菌性髄膜炎、難聴、睾丸炎などの合併症です。

特におたふくかぜ難聴はほとんどが片側性ですが、一度発症すると治ることはありません。発症頻度は1000人に1人と高く、なんと年間500人から2000人のおたふくかぜ難聴の患者さんが発生していると推測されています。

おたふくかぜに対する特効薬はありません。難聴を含めた合併症を防ぐためにはワクチンで予防するしかありません。以前からおたふくかぜワクチンでまれに起こる髄膜炎の副反応が問題視されていますが、それよりもワクチンによるメリットのほうがはるかに大きいと考えるべきです。ワクチンの接種をお勧めします。

ムカデに噛まれた!(2016年8月8日)

ムカデに噛まれた時は、42度以上のお湯に漬けておくと痛みがやわらぎます。ムカデ毒はその温度以上になると分解されるためだそうです。冷やすと逆に痛みが長引きますので注意してください。

生後2ヶ月までの赤ちゃんの一人笑いは自分を守るためのアピール?(2016年8月5日)

京都大学霊長類研究所はニホンザルの赤ちゃんの観察から、赤ちゃんの一人笑いは成長後に豊かな表情をつくるために顔面の筋肉を鍛えるためという研究結果を発表しました。人間の赤ちゃんにもあてはまるそうです。霊長類の中でも最も表情が豊かな人間にはとくに大切な訓練なのかもしれません。

虫に刺されたときの対処法はどうすればいい?(2016年7月25日)

ヘルパンギーナは少なくなりましたが、高熱がでる夏風邪は持続的に発生しています。

夏休みを迎えて海や山に出かけることが多くなり、虫に刺される機会が増える季節です。
今回は虫に刺されたときの対処法についてお話しします。

虫に刺されると大きく腫れることがありますが、これは虫の唾液中の成分や毒の成分に対してアレルギー反応が生じることが原因です。虫に刺されたら、まず刺された部位を水で洗い流して冷やしましょう。そしてアレルギー症状の進展を防ぐために早めに炎症を抑えるステロイド外用薬を塗る方がいいでしょう。抗ヒスタミン外用薬はかゆみをある程度鎮めますが、かゆみの原因となる炎症を抑える作用はありませんので効果は限定的です。

市内ではヘルパンギーナなどの夏風邪が急増しています。(2016年7月5日)

梅雨の合間の猛暑日に合わせたかのように蝉が鳴き始めました。今年の夏の猛暑を予感させるような蝉の声でした。

先週は先々週と比べてヘルパンギーナが倍増しました。ほとんどが6歳未満の乳幼児のお子さんです。

夏風邪は高熱がでても比較的元気です。夜間発熱しても水分摂取ができて機嫌がわるくなければあわてることはありません。自宅で安静にして翌日病院を受診すればいいでしょう。

ヘルパンギーナが流行しています!(2016年6月28日)

ヘルパンギーナは夏場に流行する夏風邪の一種です。夏風邪とは?エンテロウイルスというウイルスの感染により高熱がでる病気です。ヘルパンギーナはエンテロウイルのなかのコクサッキーウイルスの感染で高熱以外に喉の奥に口内炎ができる病気です。

高熱の割には元気で発熱も2日から3日で自然に消失しますが、喉の痛みのため食事や水分がとれなくなることがあります。ウイルス感染のため特効薬はありませんので、脱水予防のために十分な水分補給を心がけてください。また食事はオレンジのように酸味があってしみるような食べ物を避けて、プリン、ゼリー、麺類など喉越しがいいものをあげるようにしましょう。

このウイルスは時に髄膜炎を起こすことがあります。高熱が3日以上続いたり不機嫌や嘔吐を伴う時は必ず病院を受診してください。

市内の保育所でヒトメタニューモウイルス感染症がはやっています!(2016年6月17日)

ヒトメタニューモウイルスって何?新種のウイルス??と思うかもしれません。 2001年に初めて発見された新しいウイルスなので馴染みがないのです。

このウイルスは気道に感染して咳、鼻水、熱などの呼吸器症状を起こします。
普通の風邪に比べて重症になりやすく、発熱期間は4日〜5日と長く、咳は日増しに激しくなり、喘息のような呼吸困難になることもあります。潜伏期間は4日〜6日で発病後2週間程度ウイルスの排泄が続くとされています。

症状はRSウイルス感染症とよく似ています。
好発年齢がヒトメタウイルスでは1歳〜3歳でRSウイルスよりやや高く、流行時期がRSウイルスが冬場に多いのに対しヒトメタウイルスは3月から6月の春先に多いといった違いがある程度です。

診断はインフルエンザと同じく鼻腔からの迅速検査で行ないます。
残念ながらこのウイルスに対する特効薬はありません。自宅で安静にして十分な水分補給を心がけることが大切になります。

あせもはどうしてできるの?その対策は?(2016年6月10日)

あせもは大量に汗をかいたあとアカやよごれがたまることで汗の管の出口が詰まってしまい皮膚に汗が漏れ出た状態です。暑い夏だけでなく蒸し暑い環境や通気性の悪い衣服を着ていてもあせもができます。

特に乳幼児にあせもができやすいのは大人に比べて皮膚の面積が小さいのに汗腺の数は大人と同じだけあるので、たくさん汗をかきやすいことがその理由です。また乳幼児は自分で汗を拭いたり衣服を調整したりすることができないので、まわりの大人が気をつけてあげないとすぐにあせもができてしまいます。

あせもの予防で大切なのは汗をかいたあとのスキンケアです。汗をかいたらシャワーで洗い流す、清潔なタオルでこまめに拭き取るようにしましょう。暑い時間帯に出かけるときは吸湿性の高い木綿のものや速乾性のあるものを着用する工夫も効果的です。

このようなスキンケアに加えて、外気の温度や湿度にあわせて衣服の調整をすることはもちろん、エアコンや除湿機を積極的に使って快適な環境づくりを心がけましょう。

それでもあせもができたら病院を受診して正しい診断のもと塗り薬を処方してもらいましょう。

子どもの気管支異物の原因で最も多いのはピーナッツなどの豆類!(2016年5月26日)

2014年1月から2015年5月にかけて実施された気管支異物事故の全国調査によると気管支異物の原因として食物ではピーナッツが最も多く、枝豆・豆類(節分の豆を含む)、アーモンドなど豆・ナッツ類が上位を占めていることがわかりました。

年齢は2歳未満が7割を占め、男の子が女の子の2倍多いという結果でした。
2歳未満のお子さんがいる家庭では、お子さんの身の回りにはピーナッツなどの豆類を置かない、豆やナッツを食べた後は掃除を徹底するなどの対応を心がけましょう。

感染性胃腸炎にかかったとき保育所にはいつから行けるの?(2016年5月16日)

子どもが感染性胃腸炎にかかったとき、親御さんから"いつから保育所に行けますか?"という質問を受けることがあります。

答えは"嘔吐や下痢の症状が治まり普段の食事がとれるようになってから"です。これが厚労省が作成した「保育所における感染症対策ガイドライン」にある内容です。

感染性胃腸炎はインフルエンザのように園長や学校長が出席停止をかける病気ではありませんので、休んだ期間は出席扱いにはなりません。

インフルエンザはほぼ終息。溶連菌感染症が増えています。(2016年4月28日)

溶連菌感染症は溶血性連鎖球菌(略して溶連菌と呼びます)という細菌がのどや皮膚に感染して発症する病気です。

主な症状は発熱とのどの痛みです。
腹痛や嘔吐などのお腹の症状を伴ったり、顔や体に小さな赤い発疹が出ることもあります。

抗菌剤がよく効きますが、症状が治まっても一定期間(5日間あるいは10日間)服薬しないと腎炎などの合併症を起こすことがありますので注意してください。

溶連菌感染症と診断されたら、お医者さんの指示通り抗菌剤を服用するようにしましょう。

新学期が始まりました。インフルエンザの発生はさすがに少なくなりました。(2016年4月19日)

流行の立ち上がりが2月と遅かった今年のインフルエンザ。3月に入ってもダラダラと流行が続いていましたが、春休みを契機にやっと下火になりました。1医療機関あたりの発生数は1桁です。
新学期を迎え再び集団生活が始まりました。インフルエンザの再燃がないように!

小学校の入学までに取り組んでおきたいこと!(2016年4月4日)

ある新聞記事から抜粋です。小学一年生の保護者が振り返ってみて入学前に身につけておいたほうがよかったアンケート結果から。

①通学路を親子で歩いてみる。
通学路の安全チェックのため、桜の季節です。散歩をかねて歩いてみてください。

②「おはよう」「ありがとう」などの挨拶やお礼が言えるようにしておく。
友達作りのきっかけになります。

③ひらがな、カタカタなどを教える必要はなく、正しい鉛筆の持ち方を教えておく。
文字は学校で丁寧に教えてくれます。それよりも学習の土台となる学習の習慣を身につけたほうがよいという考えからです。

大切なことは“小学生になるのだからこれくらいのことはできなくてはダメ”といった過度なプレッシャーをお子さんに与えないことです。むしろランドセルに一緒に絵本などを入れてみるなどの学校ごっこ遊びをして、ワクワク感が高まるようなことを親子で取り組んでみてください。

小学校入学前に麻疹・風疹ワクチン2期の接種が済んでいるか確認しましょう!(2016年3月24日)

幼稚園、保育所の卒園式シーズンを迎えています。
小学校入学前に麻疹・風疹ワクチンの2期の接種が済んでいるか母子手帳で確認しましょう。受けていないお子さんは3月31日までに受けましょう。それを過ぎると自己負担になります。

インフルエンザは急激に少なくなりました。このまま終息しそうな気配です。(2016年3月16日)

今週に入り外来は暇になりました。暖かくなり、花粉症のお子さんが目立つようになりました。目のかゆみを伴う鼻症状があるお子さんは花粉症の疑いがありますので、注意してください。

3月に入りインフルエンザの勢いは衰えてきました。(2016年3月9日)

3月に入りインフルエンザの勢いは衰えてきました。感染症胃腸炎の発生が持続的にあります。一部のお子さんでは便中からロタウイルスが検出されています。

地域により異なりますが、当院では3月に入りインフルエンザの発生は少なくなりました。

B型が主流です。感染症胃腸炎も持続的に流行しています。嘔吐や下痢の激しいケースでは便中からロタウイルスが検出されています。

インフルエンザの流行はピークを越えたようです。(2016年3月2日)

2月第4週のインフルエンザ発生状況はその前の週より少なくなりました。学校や地域によってばらつきがありますが、流行のピークを越えた感があります。

インフルエンザが猛威をふるっています。(2016年2月24日)

今治市内の2月第3週(2月15日~2月21日)のインフルエンザ発生状況は1医療機関当たり70名と、その前の週の40名からさらに増えました。幅広い年齢の方がかかっており、流行の主体はB型です。学級閉鎖も相次いでいます。予想されてはいましたが、A型にかかったお子さんがしばらくしてB型にかかるようなケースが出始めました。一度インフルエンザにかかっても別の型のインフルエンザにかかることもあります。油断しないようにしましょう。

インフルエンザの流行が本格化しています。(2016年2月17日)

2月第2週の今治市のインフルエンザの患者数は1医療機関当たり41人で、警報レベルの30人を超えています。
全国的にも同様の傾向で、流行のピークを迎えようとしていると思われます。
インフルエンザのタイプとしてはB型とA型の割合は2対1でB型のほうが多くみられます。A型は09年に新型インフルエンザとして騒がれたH1N1型が多いようです。寒暖の差が激しい毎日が続きますが予防対策を心がけてください。

インフルエンザが増えてきました(2)。(2016年2月10日)

市内の小中学校のインフルエンザ発生数はピーク時の6分の1程度まで減少しました。
一部の地域の小中学校や幼稚園で日替わりメニューのように発生の報告がありますが、ほぼ沈静化したようです。

インフルエンザが増えてきました(1)。(2016年2月8日)

 今治市の1月第5週(1月25日~1月31日)のインフルエンザ発生数は1医療機関当たり約6人で、1月第4週の2倍に増加しました。地域により流行状況に差がありますが、南中学校区と近見中学校区で比較的多く発生があります。今シーズンはA型とB型が同時流行しているのが特徴です。今後本格的な流行が予想されますので、マスク・手洗い・うがいなどの予防対策を心がけてください。

インフルエンザの流行シーズンに入りました。(2016年1月28日)

 年明けから当院でもインフルエンザがちらほら出始めました。1月第4週の今治市のインフルエンザ報告者数は1医療機関あたり3名程度です。型別ではA型が主体ですが一部B型も報告されています。
 インフルエンザの診断は鼻腔からの迅速検査で行いますが、発病(38℃以上の発熱)から検査までの時間が短いとインフルエンザであるにもかかわらず陰性と判定されてしまうことがあります。インフルエンザを正しく診断するためには、発病(38℃以上の発熱)してから最低でも6~8時間、できれば12時間経過してから受診してください。12時間経過すればほぼ正しい結果が得られます。
 インフルエンザが疑われたからといって慌てて病院を受診する必要はありません。まずは安静と十分な水分補給を行いタイミングをみて病院を受診するようにしてください。

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