院長からのひとこと

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2024年4月1日から、五種混合ワクチンと小児15価肺炎球菌ワクチン(PCV15)が定期接種の対象になります!(2024年4月1日)

 五種混合ワクチンとは従来の四種混合ワクチンにヒブワクチンを加えたものです。当面は四種混合ワクチンも接種できます。すでに四種混合ワクチンとヒブワクチンで接種を開始している人は、原則、残りのワクチンも同一のワクチン(四種混合ワクチンとヒブワクチン)で接種することになります。五種混合ワクチンワクチンの接種対象や接種スケジュールは四種混合ワクチンと同じです。

 小児15価肺炎球菌ワクチンとは15種類の血清型に対応した肺炎球菌結合型ワクチンです。従来使用されている13価肺炎球菌ワクチン(PCV13)は13種類の肺炎球菌に対して予防効果がありますが、今回定期接種に使用することになった沈降15価肺炎球菌ワクチン(PCV15)は、新たに2種類が追加されて、計15種類の肺炎球菌に対して予防効果を有します。これにより、従来よりも多くの種類の肺炎球菌に対して予防効果が期待出来ると考えられています。2024年4月以降は小児の肺炎球菌感染症に対するワクチンは原則として沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15)を使用します。これまで1回目、2回目、3回目までPCV13を使用して接種を終了した人へも、残りの接種についてはPCV15を用いて行うことができます。

新型コロナの登園のめやすについて(2024年1月29日)

 年明けから新型コロナのお子さんがじわり増えてきています。今年は年末年始の行動制限がなく人の移動が多かったことが影響していると思います。新型コロナに感染した時の登園の目安が厚労省から示されていますのでお知らせします。

 令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に引き下げられたことに伴い、保育所や幼稚園での新型コロナウイルス感染症の「登園のめやす」が下記のように設定されました。これは学校保健安全法が改正に伴う措置で学校の出席停止期間と同じ基準になります。

【新型コロナの登園のめやす】

  • 発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過すること
  • 無性感染症の場合は、検体採取日を0日として、5日を経過すること

※症状の軽快とは?
解熱剤を使用せずに解熱し、かつ、呼吸器症状(咳や息苦しさ等)が改善傾向にある状態を指します。

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