管理栄養士による離乳食実習

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離乳食の基本を学びましょう。決め手は“ダシ”にあり!

 『3歳までの食経験は、その人の一生の味覚を左右する 』と言われます。(※)

 当院では離乳食を順調に進めるためにはダシをとることが大切だと考えています。
 ダシのうま味とダシで引き立てられる素材の味を離乳期からしっかりと体験させてあげ、そして豊かな味覚をもった子供に育てましょう!

※参考ホームページ:NIKKEI STYLE「3歳までが勝負 子どもの味覚の育て方」

離乳食実習のご案内

6月に再開した離乳食実習、離乳食相談ですが、愛媛県での新型コロナの急速な拡大をうけ、7月12日から中止いたします。

 栄養士と一緒に離乳食実習をしながら離乳食の基本を学んでみませんか?
 当院では、管理栄養士による『離乳食実習(ゴックン期コース・モグモグ期コース)』を行っています。

*完全予約制*

離乳初期(ゴックン期)の離乳食実習

これから離乳食を始めるママ、開始してすぐのママにおススメです!

対象:離乳開始前〜開始後1か月くらい(生後4〜6か月頃)

離乳初期(ゴックン期)コースのご案内

離乳中期(モグモグ期)の離乳食実習

離乳食の大きさや固さ、モグモグできているかなど、離乳食の進め方が気になるママにおススメです!

対象:離乳開始後1〜3か月くらい(生後6〜8か月頃)

離乳中期(モグモグ期)コースのご案内

育みましょう!赤ちゃんの味覚

 働くお母さんの増加やベビーフードの充実など現代の育児環境を考えると、手づくりの離乳食よりもベビーフードの方が手軽でよく食べてくれることから、ついついベビーフードばかりになってしまうお母さんも多いのではないでしょうか?

 実は、赤ちゃんの味覚はとても繊細で敏感なのです。離乳期は、母乳やミルク以外の味に初めて触れる大切な時期です。だからこそ食材の持つ本来の味を体験させてあげて欲しいのです。
 そこで重要な役割を果たしてくれるのが「ダシ」です。本物のダシは、それ自体にうま味があるだけでなく素材のもつ味を引き立ててくれます。

自分でダシをとるメリットについて

安くて安心です。

市販のダシパックは塩分や添加物など赤ちゃんに与えたくない成分が含まれているものもあります。使うなら天然素材100%のダシパックがおすすめです。

ダシのうまみで調味料が少なくてすみます。

離乳食は基本的にダシの味がついていれば味付けしなくてOKです。調味料を使うなら離乳食後半からです。

だしをまとめてとれば大人の料理にも使うことができます。

離乳食がきっかけで家族の食事を見直すことができます。家族の健康につながります。

だしをまとめてとれば、大人の料理にも使えますよ

子どもの味覚の発達について

赤ちゃんの味覚はとても敏感

人間の味覚は生まれる前から発達していて、生まれた後も発達し続けます。
赤ちゃんの味を感じる味蕾(舌の表面にある味覚を感じるセンサー)の数は、30~40歳の成人の3倍もあります。赤ちゃんの味覚は大人よりもとても敏感なのです。

子どもの豊かな味覚を作るには多くの食経験が必要

味には「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うま味」の5味があり、それぞれが信号としての役割をもっています。

このうち甘味、塩味、うま味は人間が生きていくうえで不可欠な栄養のため本能的に好む味とされます。苦味、酸味は毒物や腐敗物などを知らせるシグナルなので、経験を積むことで好みになっていく味なのです。そのためにはたくさんの素材の味を繰り返し経験させてあげる必要があります。この時にも天然ダシが素材の味を引き立ててくれるので強力な味方になってくれます。

食事がおいしいと感じる環境づくりも大切

子どもがおいしいと感じる要素は味だけではありません。
香り、硬さ、食感、温度、見た目などの複合感覚、食べさせ方、食事の雰囲気など様々な感覚器官からの情報が総合されておいしいと感じます。家族みんなで食事をする機会を多くする、“おいしいね”といった言葉かけをしてあげるなど、食事が楽しいものであることを子どもに教えてあげることも大切です。

院長おすすめの離乳食本

“離乳食作りは大変”と思われるお母さんにぜひお勧めしたい本をご紹介しています。

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