上手な聞き方・話し方
平成28年9月の定例勉強会(平成28年9月14日開催)
8月27・28日に高松市で開催された第26回日本外来小児科学会年次集会に参加した際に使用した資料をもとに、会話術についての勉強会を行いました。
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平成28年9月の定例勉強会(平成28年9月14日開催)
8月27・28日に高松市で開催された第26回日本外来小児科学会年次集会に参加した際に使用した資料をもとに、会話術についての勉強会を行いました。
・相手に関心を示す
・相手の話を遮らず最後まで聞く
・肯定的に聞き、否定しない
【ポイント】
・うなずく、相槌を打つなどして話しやすい雰囲気をつくる
・疑問に思ったことは話の区切りのよいところできちんと確認・解決する
・相手の言ったことの要点・重要事項は必ず復唱・確認する
・相手に共感する、否定しない
・教えるよりも教えてもらう態度で
・自分の言いたいことではなく、相手の聞きたいことを話す
・聞くことに集中する
・こちらの考えが間違いなく相手に伝わる話し方
・相手が気持ちよく聞ける話し方
【ポイント】
・要点をはっきりさせる
・主語、述語を明確に
・相手の目を見て話す
・相手の表情を確認しつつ話す
・聞きとりやすい発音、スピード
・正しく、わかりやすい言葉づかいで落ち着いて
※会話は相手とのキャッチボールで進んでいくものであり、正しく感じよく相手に伝えると同時に、理解を確認したり、相手の話にも耳を傾けることで相互理解が深まります。
人と関わる上で「会話」は欠かせない大切なコミュニケーションツールで、単に表現方法のひとつの手段というだけではなく、どのような人間関係を築いていくかを左右するものだと思います。会話をする上で、言葉づかいや言葉えらびに気を付けるのはもちろんですが、今回の勉強会では相手の言葉に耳を傾け、相手を慮り、心を通わせて会話をすることが大切だと学びました。